2022-12-07 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、米株安や地政学リスクを警戒
7日の香港市場でハンセン指数は続落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げが長期化するとの見方から、6日のNY市場が下落した流れを引き継いだ。地政学リスクの高まりを嫌気した売りも出たもよう。ロシア国防省によると、同国内の空軍基地3カ所が5−6日にウクライナのドローン(無人機)による攻撃を受けた。
指数は日本時間午前10時36分現在、前日比0.44%安の19354.69ポイントで推移。不動産株の下げが目立ち、朝方に第三者割当増資の計画を発表した碧桂園(
02007)や、龍湖集団(
00960)、碧桂園服務(
06098)、華潤万象生活(
01209)が売られている。香港コングロマリットの新世界発展(
00017)、中国の石油大手CNOOC(
00883)も安い。半面、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)が大幅に反発。カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)と銀河娯楽(
00027)、半導体株のSMIC(
00981)も買われている。