6日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前日比0.93%安の19336.79ポイントだった。中国企業指数は1.36%安の6614.78ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で934億8000万HKドル。
ハンセン指数はマイナス圏での推移が目立った。北京では6日から陰性証明なしでスーパーやオフィスなどの利用が可能になっており、防疫規制の一部緩和が好感されたものの、前日の米株安が嫌気されたほか、ハンセン指数は前日に大幅反発し、約3カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りも相場の重しとなった。
個別では、アリババ集団(
09988)やテンセント(
00700)、美団(
03690)が売られて指数を押し下げたほか、石薬集団(
01093)やネットイース(
09999)、龍湖集団(
00960)の下落も目立った。半面、康師傅控股(
00322)が大幅高。吉利汽車(
00175)やホンコン・チャイナガス(
00003)も買われた。