2022-12-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、3200ポイント回復 中国のコロナ防疫規制の緩和を好感
週明け5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比1.56%高の3205.38ポイントだった。深セン成分指数は0.65%高の11292.66ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6684億600万元だった。
上海総合指数は反発して寄り付いた後、上げ幅を拡大した。中国本土で新型コロナウイルスの防疫規制の緩和を好感。北京や上海など複数の主要都市で地下鉄、路線バスの利用者に義務付けていたPCR検査の陰性証明の提示が取りやめになったほか、各地で封鎖の解除やPCR検査体制の縮小などが進んでいると伝わった。心理的節目3200ポイントを超える水準では上値が重かったが、同節目に乗せて前場の取引を終えた。
セクター別では、保険、証券、航空・空港運営、鉄道・道路が全面高。半面、太陽光発電設備、医療機器、風力発電設備が下げた。
上海B株指数は0.96%高の293.52ポイント、深センB株指数は0.74%高の1161.98ポイント。