2022-11-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日ぶり大幅反発、18000ポイント目前に迫る場面も 本土不動産株高い
29日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比3.85%高の17964.24ポイントだった。中国企業指数は4.72%高の6149.84ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で826億4000万HKドル。
ハンセン指数はプラス圏で堅調に推移し、一時、心理的節目の18000ポイント目前に迫る場面もあった。指数は前日に2週間超ぶりの安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きが広がったほか、中国証券監督管理委員会(CSRC)が不動産企業によるエクイティ・ファイナンスの規制緩和に向けた5つの措置を発表したことを受け、投資家心理が改善。本土不動産関連銘柄を中心に幅広い銘柄に買いが波及した。
個別では、碧桂園服務(
06098)が16%超、龍湖集団(
00960)が12%超、碧桂園(
02007)が9%超、中国海外発展(
00688)が8%超それぞれ上げたほか、海底撈国際(
06862)や招商銀行(
03968)の上昇も目立った。美団(
03690)やアリババ集団(
09988)も高い。半面、九龍倉置業地産(
01997)や電能実業(
00006)がさえない。