2022-11-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発で3100ポイント回復、保険株と銀行株が全面高
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.39%高の3101.43ポイントだった。深セン成分指数は0.35%安の10918.81ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4592億6500万元だった。
上海総合指数は小安く始まった後、ほどなくプラス圏に浮上すると、心理的節目の3100ポイントを回復した。追加の金融緩和への期待から買いが広がったが、中国本土で新型コロナウイルスの新規感染者数が3万人を超え、連日で過去最多を更新していることを受け、行動制限の強化で景気が減速するとの警戒感も強まり、3100ポイントを超える水準では上値の重さが目立った。セクター別では、保険と銀行が全面高となったほか不動産開発や不動産サービスも買われた。半面、電機と電子化学品、バッテリー素材が全面安。
上海B株指数は0.15%高の289.59ポイント、深センB株指数は0.43%安の1119.19ポイントだった。