2022-09-30 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続落、連休前に持ち高調整売り 医薬・医療関連高い
30日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.21%安の3034.85ポイントだった。深セン成分指数は0.55%安の10859.00ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3368億5800万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きが目立った。寄り付きと同時に発表された2022年9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想から上振れたことを好感して序盤に高くなる場面も見られたが、勢いは続かなかった。前日の米株安が嫌気されたほか、あすから始まる国慶節連休を前に持ち高を調整する動きが広がり、相場の重しとなった。セクター別では、電機が全面安。太陽光発電設備や観光・ホテルも売られた。半面、漢方薬や医薬品販売、医療器械などが買われた。
上海B株指数は0.50%安の282.61ポイント、深センB株指数は0.76%安の1139.39ポイントだった。