2022-09-30 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、中国製造業PMI改善を好感
30日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日終値は約11年ぶりの安値圏だったとあって、買い戻しが先行。寄り付き後に中国国家統計局が発表した2022年9月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.1と、市場コンセンサス予想を上回り、3カ月ぶりに景況感の分け目となる50を超えたことも投資家心理を支えている。
指数は日本時間午前10時44分現在、前日比0.40%高の17234.10ポイントで推移。個別では、金融株の中国平安保険(
02318)とAIAグループ(
01299)、HSBC(
00005)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)が買われ、相場の上昇を主導している。不動産株の碧桂園(
02007)は4日ぶりに大幅に反発。半面、ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、スポーツ用品大手の李寧(
02331)と安踏体育用品(
02020)が安い。