野村インターナショナルは最新リポートで、PC世界大手、レノボグループ(
00992)の目標株価をこれまでの7HKドルから5HKドルに引き下げ、投資判断を「アンダーウエート」に据え置いた。2023−24年3月期の通期純利益予想を9−20%下方修正した。『AAストックス』が29日伝えた。
野村は5月から世界のPC需要の見通しに慎重な見方を示しており、法人向けPCの需要は22年末に頭打ちになると予想。レノボグループのPC以外の分野での事業成長を楽観しているものの、PCとスマートフォン需要の低下を受けて7−9月期と23年3月期通期の業績見通しが下方修正される可能性があるとした。
レノボグループの株価は日本時間午後4時22分現在、前日比7.47%安の5.33HKドルで推移している。