2022-09-28 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米長期金利の上昇と米ドル高を嫌気
28日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ抑制に向けて利上げを続ける方針を崩さず、各国の金融政策スタンスが引き締めに傾いて世界景気の後退につながるとの懸念から売りが先行。米長期金利が高水準で推移し、米ドル高が続くなか、香港などの新興国市場からの資金流出に対する警戒感も強い。
指数は日本時間午前10時38分現在、前日比1.44%安の17602.52ポイントで推移している。個別では、不動産株の碧桂園(
02007)と碧桂園服務(
06098)、恒基兆業地産(
00012)が大幅安。中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)、英金融大手HSBC(
00005)も売られている。半面、自動車販売の中升集団(
00881)が続伸。