2022-09-26 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:小幅続落スタート、人民元安背景に資金流出を懸念
週明け26日の中国本土株式市場で上海総合指数は小幅に続落して始まった。人民元安を背景に資金が流出するとの警戒感が強い。中国人民銀行(中央銀行)が同日発表した人民元相場の基準値は1米ドル=7.0298元と7元を突破し、2020年7月7日以来およそ2年3カ月ぶりの元安・ドル高水準となった。
指数は日本時間午前10時42分現在、前営業日比0.09%安の3085.70ポイントで推移している。セクター別では、石油と貴金属、化学肥料、軍需関連が下げた半面、観光、不動産、空運、酒造が上げている。