コンテナ製造世界最大手の中国国際コンテナ（02039/000039）は22日大引け後、2027年の売上高目標を3800億元に設定したと明らかにした。同日開いた創業40周年祝賀会で、麥伯良会長兼最高経営責任者（CEO）が「2027年度、つまり創業45周年に売上高3800億元の実現を目指す」との“奮闘目標”を従業員に示した。同社の2021年度売上高は1637億元と初めて1000億元を超え、コンテナ以外の部門売上高が1000億元に迫っている。

　同社は今後の発展戦略として、中国指導部が掲げる「国内大循環を主体に、国内・国際双循環が相互に促進する新たな発展パターン」を堅持し、引き続きグローバル化を図るとした。また、コールド物流チェーン、クリーンエネルギー、低炭素化、郷村振興を4大戦略テーマとして、新事業のコア競争力をつけていくと表明した。