2022-09-23 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、主要中銀の金融引き締めを懸念
23日の香港市場でハンセン指数は小幅に続落して始まった。主要中央銀行が同時並行的に金融引き締めを強化すれば世界景気の後退につながるとの警戒感から、運用リスクを回避する売りが先行している。22日のNY市場で長期金利の指標となる米10年債利回りが2011年2月以来となる3.718%まで上昇し、ダウ平均など主要3株価指数がそろって3日続落したことも投資家心理を悪化させた。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.32%安の18089.87ポイントで推移。個別では、舜宇光学科技(
02382)、アリババ集団(
09988)、レノボグループ(
00992)、テンセント(
00700)などハイテク株の下落が目立つ。宝飾品大手の周大福珠宝(
01929)は反落している。半面、石油株のペトロチャイナ(
00857)とシノペック(
00386/
600028)、保険株の中国平安保険(
02318)が買われ、一定の下支えとなっている。