2022-09-19 |
香港/投資判断/医薬・バイオ |
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康希諾生物の目標株価引き下げ、強気判断を維持=モルスタ
モルガン・スタンレーは最新リポートで、ワクチン開発会社の康希諾生物(
06185)の目標株価を135HKドルから90HKドルに引き下げた。投資判断は「オーバーウエート」に維持した。同社がもともと設定していた新型コロナウイルス用ワクチン「コンビディシア」の販売目標は15億−20億元とハードルが高いとして、今年の販売予想を24%下方修正して11億7000万元、来年の予想を18%下方修正して7億9000万元とした。『AAストックス』が19日伝えた。
モルスタは、「コンビディシア」の今年の売上高が第1四半期の4億9900 万元から第2四半期には1億3000万元に減少したと指摘。主因としてブースター接種のペースが落ちたことと、3月に中国政府が決めた価格引き下げ、第2四半期の海外販売の伸び悩みを挙げた。
康希諾生物の株価は日本時間午後4時55分現在、前営業日比6.94%安の50.25HKドルで推移している。