2022-09-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反発、方向感乏しく 政策期待が支え
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比0.24%高の3209.87ポイントだった。深セン成分指数は0.17%高の11835.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4858億3400万元だった。
上海総合指数は方向感に欠けた。心理的節目の3200ポイントを割り込んで寄り付いたものの、その後は前日終値を挟んだ一進一退の展開。米金融引き締めの長期化や世界的な景気減速懸念が重荷となる半面、中国の景気刺激策への根強い期待が地合いを支えた。中国の国務院は8月31日に開いた常務会議で、経済安定に向けた追加措置の実施細目を全て打ち出すよう指示した。
セクター別では、石炭、不動産、風力発電設備が高い。半面、ゲーム、航空・空港運営、機械、送配電設備が売られた。
上海B株指数は1.11%高の308.21ポイント、深深センB株指数は0.21%高の1219.20ポイントだった。