2022-08-05 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、ハイテク株に買い 3200ポイント付近で上値重い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.28%高の3198.11ポイントだった。深セン成分指数も0.64%高の12142.25ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5700億4200万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、朝方に上げ幅を拡大。ハイテク株を中心に、中国政府が打ち出す産業振興策の恩恵が期待できるセクターに買いが入り、相場を支えた。2022年6月中間決算で好業績が見込める銘柄も物色された。もっとも、心理的節目の3200ポイント付近では利益確定売りが出て、小幅ながらマイナス圏に沈む場面もあった。
セクター別では半導体やソフトウエア開発、ゲーム、貴金属が買われた半面、電機、造船、送電設備、石炭などが売られた。
上海B株指数は0.24%安の300.01ポイントと4日続落。深センB株指数は0.06%安の1243.82ポイントと続落した。