2022-08-01 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続落スタート、20000ポイント割れ
週明け1日の香港市場でハンセン指数は続落して始まり、寄り付き直後に心理的節目の20000ポイントを割り込んだ。中国の景況感悪化を受けた売りが先行している。前日に発表された7月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は、予想に反して前月から低下し、景況感の分かれ目となる50を2カ月ぶりに下回った。中国ネット通販最大手のアリババ集団(
09988)の大幅下落も相場の重荷となっている。
指数は日本時間午前10時40分現在、前営業日比0.97%安の19961.98ポイントで推移している。アリババ集団は、米国証券取引委員会(SEC)の上場廃止警告リストに追加されたことで嫌気した売りが出たもよう。子会社の阿里健康(
00241)も安い。不動産株の碧桂園服務(
06098)、碧桂園(
02007)、恒隆地産(
00101)は続落。一方、前週末に安かったスポーツ用品の李寧(
02331)、ビール醸造の華潤ビール(
00291)とバドワイザーAPAC(
01876)が上昇している。