シノペック傘下の原油貯蔵・輸送会社、シノペック冠徳(
00934)は28日大引け後、2022年6月中間決算で純利益が前年同期比45−50%減の3億3700万−3億7100万HKドルとなる見通しを明らかにした。
減益の主因として、Vesta Terminalsに絡み2億8100万HKドルの損失が発生したことを挙げている。ロシアがウクライナへ軍事侵攻したことを受け、Vesta Terminalsの業務運営と見通しが悪化し、一部の非流動資産が回収不能と判断した。
シノペック冠徳の28日終値は前日比0.79%高の2.54HKドル。