28日の香港市場で、ハンセン指数は反落して始まった。前日終値は4月4日以来の高値圏とあって、利益をいったん確定する売りが先行。27日の米株式相場が下落し、米長期金利の指標である10年債利回りが再び3.20%台に上昇したことも投資家心理を悪化させた。
指数は日本時間午前10時32分現在、前日比0.47%安の22125.55ポイントで推移。個別では、大型ネット株のJDドットコム(
09618)とテンセント(
00700)が下落し、相場の重荷となっている。前日高かった申洲国際集団(
02313)や阿里健康(
00241)も売られた。半面、原油高を受けて石油株のCNOOC(
00883)とペトロチャイナ(
00857)が買われた。豚肉大手の万洲国際(
00288)が続伸している。