2022-06-24 |
中国/マーケット/金融 |
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本土前引け:続伸、景気浮揚策に期待 クリーンエネルギー発電や家電に買い
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.44%高の3334.67ポイントだった。深セン成分指数も0.92%高の12629.82ポイントと続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7295億2200万元だった。
上海総合指数は小高く寄り付き、序盤に上げ幅を広げた。中国が打ち出してきた景気浮揚策が奏功するとの期待から買いが先行。中国本土外からの資金流入も相場を押し上げた。もっとも、前日終値は心理的節目の3300ポイントを上抜け、3月7日以来3カ月半ぶりの高値圏だっただけに、買い一巡後は上値が重かった。
セクター別では、ガラスや太陽光発電設備、風力発電設備、家電が上昇。半面、保険や銀行、教育が売られた。
上海B株指数は0.16%高の302.12ポイントと続伸。深センB株指数は0.33%高の1187.19ポイントと7営業日続伸した。