22日の香港市場で、ハンセン指数は反落して始まった。前日は3日続伸して終値ベースで10日以来の高値を付けただけに、利益確定売りが先行。米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースの加速が米景気を冷やすとの懸念もくすぶっている。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.77%安の21392.78ポイントで推移。個別では、ネット株の阿里健康(
00241)とJDドットコム(
09618)、美団(
03690)が売られている。スポーツ用品の李寧(
02331)と安踏体育用品(
02020)、アジア保険会社のAIAグループ(
01299)も安い。中電控股(
00002)は続落している。半面、食品・飲料株の万洲国際(
00288)と中国蒙牛乳業(
02319)、自動車株の吉利汽車(
00175)が買われている。