2022-06-22 |
香港/マーケット/証券 |
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【相場見通し】反落して始まるか、利益確定売りが重荷
22日の香港市場は反落して始まるか。ハンセン指数は前日に3営業日続伸し、10日以来の高値圏にあるだけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。足元の相場上昇を主導してきたハイテク株を中心に売りが先行しそうだ。21日の米株式相場は上昇したものの、市場では米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースの加速が米景気を冷やすとの懸念がくすぶっている
もっとも、中国政府が打ち出す産業政策への期待は根強く、政策の恩恵を受けそうな銘柄の物色が相場を下支えする展開があり得る。ハンセン指数の10日移動平均(21日大引け時点で21377.75ポイント)が下値支持線として意識されそうだ。
連休明け21日のNY株式相場はダウ平均が3営業日ぶりに反発し、S&P500とナスダック総合は続伸となった。特段の材料がなかったものの、先週まで大幅に3週続落したことで押し目買いが強まった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は大型ネット株のテンセント(
00700)とアリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)が香港終値を下回った半面、英金融大手のHSBC(
00005)が上回って引けた。