2022-06-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、方向感乏しく 政策支援が支え
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.18%高の3321.24ポイントだった。深セン成分指数は0.1%高の12499.05ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6572億9300万元だった。
上海総合指数は方向感に乏しい展開。安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の値動きが続いた。指数が前日に小反落したものの、依然として約3カ月ぶり高値圏で推移しているだけに、利益確定売りが引き続き重荷。半面、中国当局の経済対策や産業支援に対する期待が根強く、心理的節目の3300ポイントに近づく水準では下値が堅かった。
セクター別では、保険が全面高。機械、不動産開発も堅調。半面、バッテリー素材が全面安となったほか、教育、航空・宇宙関連、電源設備などが下げた。
上海B株指数は0.39%高の303.40ポイント、深センB株指数は0.41%高の1162.18ポイント。