2022-06-13 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:大幅続落、米株安を嫌気 FOMC控え様子見ムードも
週明け13日の香港市場でハンセン指数は大幅に続落して始まった。前週末10日のNY株式相場が大幅に3日続落した流れを引き継いだ。米国の5月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、約40年ぶりの強い伸びとなったほか、6月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が過去最低を記録したことで、インフレ高進懸念や景気後退懸念が強まっている。14−15日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる予定で、結果を見極めようと様子見ムードも広がっているもよう。
指数は日本時間午前10時34分現在、前営業日比2.77%安の21201.46ポイントで推移している。個別では、アリババ集団(
09988)やJDドットコム(
09618)が売られて相場の下げを主導。薬明生物技術(
02269)や碧桂園服務(
06098)の下落も目立つ。きょうからハンセン指数構成銘柄に加わった東方海外(
00316)やSMIC(
00981)など4銘柄も1−4%超下落して寄り付いた。