2日の香港市場で、香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)、新世界発展(
00017)、恒隆地産(
00101)が急落。英FTSEラッセルが算出する「FTSE EPRA Nareit Global Real Estate指数」からの除外が決まり、嫌気した売りが膨らんだ。同指数シリーズは世界の不動産株の全般的トレンドを反映するよう設計されている。
FTSEラッセルは1日、四半期ごとに行う同指数シリーズのアジア版、EMEA(欧州、中東、アフリカ)版、米州版の見直し結果を公表した。アジア版では香港不動産株3銘柄が除外され、代わって日本のサムティ・レジデンシャル投資法人、いちご、韓国ロッテREITが採用された。指数対象の入れ替えは6月17日大引け後に発効する。
関連銘柄の2日前場終値は次の通り。
■恒基兆業地産(
00012):32.50HKドル(前日比3.99%安)
■新世界発展(
00017):28.80HKドル(同4.95%安)
■恒隆地産(
00101):13.80HKドル(同5.22%安)