2022-06-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅反発、景気対策への期待感が支え 自動車株が高い
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に反発。前場終値は前日比0.11%高の3185.52ポイントだった。深セン成分指数は0.36%高の11592.56ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5333億5600万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、徐々に下げ幅を縮小すると、前日終値付近まで戻したが、上値は重く、小幅高で前場の取引を終えた。中国政府が打ち出した景気下支え策への期待は根強いものの、最近の上昇を受けて利益確定売りが出たほか、端午節であすから連休に入るとあって、持ち高調整の売りも広がった。セクター別では、自動車や自動車部品、半導体、バッテリーが買われた半面、石炭、観光・ホテル、採掘、海運・港湾などが売られた。
上海B株指数は0.54%安の302.23ポイント、深センB株指数は1.06%高の1111.18ポイントだった。