2022-06-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:6日ぶり小反落、利益確定売りが重荷 自動車は全面高
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は6営業日ぶりに小反落。前場終値は前日比0.02%安の3185.77ポイントだった。深セン成分指数は0.42%高の11575.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5435億660万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、前日終値を挟んでもみ合った。前日まで5営業日続伸し、約1カ月半ぶり高値を更新した後とあって、目先の利益をいったん確定する動きが出た。一方、上海市のロックダウン(都市封鎖)解除を受けた景気回復期待や当局の経済対策に対する期待が投資家心理を支え、下値は限られた。
セクター別では、電力、農業、石油、採掘が安い。半面、中国当局による自動車購入税の減額措置を好感して自動車・自動車サービスが全面高。バッテリーも買われた。
上海B株指数は0.92%安の305.83ポイント、深センB株指数は0.2%高の1103.04ポイント。