1日の香港市場で、ハンセン指数は反落して始まった。前日に3日続伸して終値が4月14日以来の高値圏だっただけに、いったん利益を確定する売りが出やすい。5月31日の米市場で主要株価指数が反落した流れを引き継ぎ、米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢を改めて意識した売りが先行している。
指数は日本時間午前10時43分現在、前日比0.55%安の21297.82ポイントで推移。個別では、製薬の石薬集団(
01093)、オンラインゲームのネットイース(
09999)の下げがきつい。生活サイト運営の美団(
03690)、中国石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)も売られている。半面、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)が高い。