2022-06-01 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(5月31日):ダウ222米ドル安と7日ぶり反落 月間ではダウとS&Pがほぼ横ばい
5月31日のNY株式相場は反落。先週はダウ平均が1951米ドル高(+6.24%)と9週ぶりに大幅反発し、S&P500とナスダック総合もそれぞれ6.58%高、6.84%高とともに8週ぶりの大幅反発となったが、3連休明けのこの日は欧州でのインフレ高進や原油相場をにらんで神経質な展開となった。
ダウ平均は朝方に460米ドル安まで下落後、午後に27米ドル高まで上昇する場面もあったが、222.84米ドル安(-0.67%)と7営業日ぶりに反落して終了。S&P500とナスダック総合もそれぞれ0.63%安、0.41%安とともに4営業日ぶりに反落した。アマゾン(+4.40%)、アルファベット(+1.29%)などハイテク株の一角が上昇し、ナスダック総合は一時、0.49%高まで上昇する場面もあった。業種別では一般消費財、コミュニケーションが上昇した一方、エネルギー、素材、公益、ヘルスケア、不動産などが下落した。
5月月間ではダウ平均が12.91米ドル高(+0.04%)とわずかながらプラス圏で終了。S&P500は20日に一時3810.32ポイントまで下落し、最高値から20%超下落したが、0.01%高の4132.15ポイントとほぼ横ばいで終了した。4月に13.26%安と急落したナスダック総合は2.05%安と2カ月続落した。
引け後に市場予想を上回る決算を発表したセールスフォースは時間外で7%超上昇した。