2022-05-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日続伸、景気回復期待強まる 風力発電設備が全面高
31日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5日続伸。前場終値は前日比0.75%高の3172.73ポイントだった。深セン成分指数は1.21%高の11447.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5507億2500万元だった。
上海総合指数は、序盤は前日終値を挟んでもみ合ったが、その後は順調に上げ幅を拡大した。指数は前日まで4日続伸し、約1カ月半ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなったが、上海市であすから都市封鎖(ロックダウン)が事実上解除されることから、景気回復への期待が相場を押し上げた。国家統計局が午前に発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.6となり、市場予想を上振れたことも好感された。セクター別では、風力発電設備が全面高となったほか、光学関連、食品・飲料、酒造なども買われた。半面、石炭、建設、自動車などが売られた。
上海B株指数は0.42%高の309.37ポイント、深センB株指数は0.38%安の1101.06ポイントだった。