2022-05-31 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:もみ合い、利益確定売りが重し
31日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く始まった後、もみ合う展開。指数は前日まで4日続伸し、約1カ月半ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっている。ただ、上海市での新型コロナウイルスの新規感染者数が減少するなか、あすから都市封鎖(ロックダウン)が事実上、解除されることから、景気回復への期待も広がっているもよう。国家統計局が発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.6となり、前月実績と市場予想を上回った。
指数は日本時間午前10時40分現在、前日比0.04%安の3147.78ポイントで推移している。セクター別では、造船が全面安となっているほか、教育、石炭、自動車などが売られている。半面、風力発電設備や石炭、海運・港湾が高い。