2022-05-26 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、中国の景気安定策に期待
26日の香港市場でハンセン指数は前日の米株高の流れを引き継ぎ、続伸して始まった。25日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が恐れていたほどタカ派的ではないと受け止められ、買い安心感につながった。中国の経済対策への期待も根強い。李克強首相は25日、国務院(内閣に相当)常務会議で決めた6分野33項目の景気安定政策について、全ての実施細則を5月末までに打ち出すよう求めた。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比0.13%高の20197.30ポイントで推移している。個別では、前日大引け後に2022年3月本決算を発表した阿里健康(
00241)が高い。スマートフォン大手の小米集団(
01810)、電気自動車メーカーのBYD(
01211)も買われている。半面、中国通信キャリアのチャイナ・モバイル(
00941)とチャイナ・ユニコム(
00762)、医薬品開発受託の薬明生物技術(
02269)がさえない。