2022-05-25 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、プラス圏でもみ合う 海運株や航空株に買い
25日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.58%高の3088.66ポイントだった。深セン成分指数は0.15%高の11082.01ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4651億4900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いたものの、ほどなくして切り返し、その後はプラス圏でもみ合った。前日に2.4%超下げた後とあって、値ごろ感が出た銘柄を買い戻す動きが相場を支えた。ただ、「ゼロコロナ」政策で4−6月期の中国経済が大きく落ち込むことへの懸念や米中対立の激化に対する警戒感が根強い中、上値は限られた。
セクター別では、海運・港湾、採掘、自動車サービス、航空・空港運営が高い。半面、風力発電設備、バッテリー、バッテリー素材が売られている。
上海B株指数は0.92%高の300.88ポイント、深センB株指数は0.08%高の1082.35ポイント。