2022-05-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:5日ぶり反落、一時20000ポイント割れ テンセントとアリババ安い
19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日ぶりに反落。前場終値は前日比2.25%安の20179.30ポイントだった。中国企業指数は2.28%安の6927.44ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で723億7000万HKドル。
ハンセン指数はほぼ全面安で始まった。前日の米株式相場が急反落したことで、運用リスクを回避する売りが広がった。前日終値は5日以来ほぼ2週間ぶりの高値圏だったとあって、いったん利益を確定する売りが出やすい。朝方には一時、心理的節目の20000ポイントを割り込んだ。ただ、安く始まった上海市場が上げ幅を縮小するとハンセン指数もやや値を戻し、10日移動平均(前引け時点で20090ポイント)を上回って前場の取引を終えた。
個別では、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)や前日大引け後に2022年1−3月期決算を発表したテンセント(
00700)が急落した。前日高かった創科実業(
00669)と申洲国際集団(
02313)は大幅安。パソコン大手のレノボグループ(
00992)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(
01928)の下げもきつい。一方、不動産株の碧桂園(
02007)と碧桂園服務(
06098)が続伸した。