2022-05-18 |
米国/マーケット/証券 |
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NY市況(17日):ダウ431米ドル高と3日続伸 ナスダックは2.76%高と大幅反発
17日のNY株式相場は大幅高。米著名投資家のウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの取得が明らかになったシティグループとパラマウント・グローバルがそれぞれ7.56%高、15.35%高となったほか、アナリストの投資判断引き上げを好感したアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が8.73%高となり、このほかの半導体株も軒並み高となった。
ダウ平均は終日プラス圏で推移し、431.17米ドル高(+1.34%)と3日続伸して終了。S&P500も2.02%高と大幅反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.76%高の大幅反発となった。ダウ平均は年初来下落幅を10.14%に縮小し、S&P500とナスダック総合も年初来でそれぞれ14.21%安、23.40%安となった。
注目された小売り株の決算は利益が予想を下回ったウォルマートが11.38%安と急落した一方、ホーム・デポは予想を上回る決算や通期見通しの引き上げが好感され1.68%上昇した。S&P500の11セクターは、ウォルマートの急落が重しとなった生活必需品(-1.15%)を除く10セクターが上昇。IT、素材、金融、一般消費財、資本財が2%超上昇した。経済指標では、4月小売売上高が前月比+0.9%となり市場予想と一致。自動車を除く小売売上高は前月比+0.6%と予想の+0.4%を上回る強い結果となった。