2022-05-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反発スタート、ほぼ全面高 米金融引き締め加速懸念が後退
5日の香港市場でハンセン指数は、米株高の流れを引き継いで反発して始まり、ほぼ全面高となっている。4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が市場予想通りの結果となった上、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が0.75%の利上げはFOMCで積極的に議論されなかったと述べたことで、金融引き締め加速への警戒感が後退した。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比1.35%高の21150.85ポイントで推移している。個別では、大型ネット株のアリババ集団(
09988)、JDドットコム(
09618)、美団(
03690)、テンセント(
00700)がともに反発。カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)、石油株のCNOOC(
00883)も高い。半面、衛生用品大手の恒安国際集団(
01044)が逆行安。