21日の香港市場でハンセン指数は反落スタート。前日に指数が大幅に続伸し、ほぼ2カ月ぶりの高値で終えただけに、利益確定売りが先行。20日のNY株式相場が続落したことや、中国当局による企業統制の強化への懸念も重荷となっている。
指数は日本時間午前10時42分現在、前日比0.27%安の24885.43ポイントで推移。個別では、オンラインゲーム大手のネットイース(
09999)、中国通販最大手のアリババ集団(
09988)、本土系不動産デベロッパーの碧桂園(
02007)が反落。石油メジャーのペトロチャイナ(
00857)、スマホ部品メーカーの瑞声科技(
02018)が続落している。半面、スポーツ用品大手の李寧(
02331)、不動産開発準大手の龍湖集団(
00960)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)が高い。