2022-01-19 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり小幅反発、本土不動産株買われる
19日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4営業日ぶりに小幅反発。前場終値は前日比0.02%高の24117.26ポイントだった。中国企業指数は0.12%高の8459.53ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で600億9000万HKドル。
ハンセン指数はほぼプラス圏で推移したが、上値は重く、前日終値付近まで戻して前場の取引を終えた。指数は前日まで3営業日続落した後とあって、買い戻す動きが広がったほか、中国であす20日に公表される最優遇貸出金利(LPR、ローンプライムレート)が引き下げられるとの見方も投資家心理を強気に傾けたもよう。ただ、前日のNY市場やきょうの中国本土市場の下落が嫌気され、相場の重しとなった。
個別では、碧桂園服務(
06098)が7%近く上げたほか、碧桂園(
02007)や中国海外発展(
00688)、華潤置地(
01109)など本土不動産株が買われた。カナダの同業、ショッピファイとの提携を発表したJDドットコム(
09618)は2%超上昇。半面、新奥能源(
02688)やBYD(
01211)、薬明生物技術(
02269)が売られた。