2022-01-14 |
香港/企業動向/繊維・アパレル |
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九興控股、21年10−12月期売上高は45%増
靴のOEM・小売会社、九興控股(
01836)は13日大引け後、2021年10−12月期の売上高が前年同期比44.9%増の4億580万米ドルだったと発表した。21年通期では前年比35.6%増の15億4060万米ドルとなった。製造部門の受注回復が売り上げの増加につながった。
製造部門の10−12月期売上高は前年同期比43.8%増の3億9670万米ドルだった。出荷量は1440万足と10.8%増加したほか、1足当たりの平均販売単価も27.5米ドルと7.4%上昇した。2021年通期の売上高は前年比35.4%増の15億1200万米ドルとなった。
同社は、2022年春夏の注文量について、慎重ながらも楽観的な見通しを示した。一方、東南アジアや中国での新型コロナウイルスの感染状況などを注視し、影響を最小限に抑えるべく積極的に措置を講じていくとした。2022年は引き続き利益率の改善を優先的に進めるほか、インドネシアの新工場の量産化も推進していく計画。
九興控股の13日終値は前日比0.68%高の8.82HKドル。