2021-12-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港大引け:続伸、23000ポイント回復 クリスマス休暇控え商い低調
22日の香港株式市場で、ハンセン指数は続伸。終値は前日比0.57%高の23102.33ポイントだった。中国企業指数は0.66%高の8195.23ポイント。メインボードの売買代金は概算で927億8000万HKドルと、1000億HKドルの大台に届かなかった。
ハンセン指数は米株高の流れを引き継ぎ、高くスタート。始値で心理的節目の23000ポイントを回復した。21日のNY市場でダウ平均とナスダック総合がともに4営業日ぶりに反発し、香港の投資家も運用リスクを取りやすくなった。ただ、中国本土市場で上海総合指数が下げたこともあって、上値は重い展開。後場には23000ポイントを小幅ながら割り込む場面もあった。週末にクリスマス休暇を控え、商いは低調となった。セクター別では、一般消費財と素材が高かった一方で不動産・建設が軟調だった。
ハンセン指数構成銘柄では、スポーツ用品の李寧(
02331)と安踏体育用品(
02020)、電気自動車のBYD(
01211)が大幅に続伸。ネット株のJDドットコム(
09618)とネットイース(
09999)、アリババ集団(
09988)も買われた。半面、不動産株の中国海外発展(
00688)と華潤置地(
01109)、碧桂園(
02007)、長江実業集団(
01113)がそろって下げた。保険大手の中国平安保険(
02318)は反落した。
ハンセンテック指数は1.29%高の5685.29ポイントと続伸。構成30銘柄が全て上昇した。前日安かった自動車情報プラットフォームの汽車之家(
02518)、動画プラットフォームのビリビリ(
09626)が急上昇した。