2021-12-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続伸、米株高を好感も中国の景気減速懸念が重し
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続伸。前場終値は前日比0.01%高の3625.41ポイントだった。深セン成分指数は0.68%高の14789.31ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6808億3300万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きとなった。新型コロナウイルス・オミクロン株の感染拡大への過度な警戒感が後退し、前日のNY市場が上昇したことが好感されたが、中国の景気減速懸念などが相場の重しとなった。一方、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、個別物色の動きが強まった。セクター別では、ゲーム、ガス、漢方薬などが買われた半面、前日高かった不動産開発、不動産サービスが利益確定の売りに押された。港湾・海運は全面安。
上海B株指数は0.14%高の281.75ポイント、深センB株指数は0.42%高の1172.89ポイントだった。