安徽省政府系のセメント大手、安徽コンチセメント(
00914/
600585)は21日大引け後、建材大手の中建西部建設(
002302)の第三者割当増資の一部を引き受けると発表した。中建西部建設が新たに発行するA株2億5100万株を17億6000万元で取得する契約を同日結んだ。取得後、安徽コンチセメントは中建西部建設の発行済み株式の16.3%を保有する2位株主となる。実施には国有資産監督当局と中国証券監督管理委員会の認可と、中建西部建設の株主総会での承認が必要となる。
安徽コンチセメントは中国コンクリート業界の大手である中建西部建設と資本提携することで、原材料の供給と販売、コンクリート事業、砂や砕石などの骨材事業、物流、産業インターネットなどで戦略的協力をさらに強化する方針。一方、中建西部建設は計2億8000万株のA株を1株当たり7.00元で発行し、19億6000万元を調達する計画。