8日の中国本土株式市場で上海総合指数は小動きで始まった。前日の米株高が好感されているほか、不動産市場の引き締め策が緩和されるとの期待が広がる一方、中国恒大集団(
03333)が米ドル建て債の利払いを猶予期限内に実施できず、債務不履行(デフォルト)に陥ったと伝わっており、警戒感などが相場の重しとなっているもよう。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.07%安の3592.59ポイントで推移している。セクター別では、ゲーム、不動産サービス、石炭などが売られる半面、風力発電設備、バッテリー素材、半導体などが買われている。