百度(
09888)と傘下の電気自動車(EV)メーカーの集度汽車、米クアルコム・テクノロジーズの3社は29日、集度汽車が2023年に市場へ投入する予定の初のEVに百度とクアルコム・テクノロジーズが共同開発したインテリジェント・デジタル運転席システムを採用すると発表した。同システムはクアルコムの「第4世代スナップドラゴン自動車運転席プラットフォーム」に、集度汽車と百度が開発した次世代インテリジェント運転席システムとソフトウエア・ソリューションを搭載したもの。新システムを採用したコンセプトカーを22年4月開催の「北京国際自動車ショー」で公表する。IT業界・デジタル製品情報サイトの『IT之家』が29日伝えた。
百度の李彦宏(ロビン・リー)会長兼最高経営責任者(CEO)は17日、2021年7−9月期業績発表会で、「集度はインテリジェント運転席とインテリジェント・ドライビングの能力を、来年の北京国際自動車ショーで初めて市場にお披露目する。2023年には量産と納車を始める予定だ」と語った。
百度の株価は日本時間午後0時4分現在、前日比1.95%安の145.90HKドルで推移している。