HSBCグローバルリサーチは最新リポートで、中国のスマホ大手、小米集団(
01810)の投資判断を「買い」に維持した上で、目標株価を36.3HKドルから37.1HKドルに2%引き上げた。2021年7−9月期決算は粗利益率が4.2ポイント改善したことで調整済み純利益が52億元となり、予想を8%上回ったと評価。なかでも月間利用者数の増加などでネットサービスの売上高が前年同期比27%増の73億元と好調だったと指摘した。『信報』が25日伝えた。
一方、HSBCは、小米集団が半導体不足を受けて2021年のスマートフォン出荷台数見通しを2億台から1億9000万台に引き下げたものの、2022年の出荷目標は2割増に設定していると指摘。2021−23年の純利益予想をそれぞれ8%、2%、4%上方修正した。
小米集団の株価は日本時間午後4時34分現在、前日比1.77%高の19.60HKドルで推移している。