大和証券キャピタルマーケッツは最新リポートで、中国の自動車・電池メーカー、BYD(
01211)の投資判断を「買い」に維持した上で、目標株価を382HKドルから435HKドルに14%引き上げた。新エネルギー車(NEV)の製品ラインアップや外部向けバッテリー出荷量の見通しを織り込み、2022−23年の予想EPSを5−12%上方修正した。『AAストックス』が22日伝えた。
大和はBYDが2021−22年のNEV出荷台数について、それぞれ60万台、150万台を見込んでいると指摘。2022年は10モデルの投入を予定しており、現在の予約販売分も考慮すると、2022−23年のNEV販売台数は13−26%増の94万2000−120万台になると予想した。また、ガソリン車の販売は2023年にゼロになるとみている。バッテリーについては、2021−22年の販売量がそれぞれ100ギガワット時(GWh)、200GWhに上ると予想した。
BYDの22日前場終値は前営業日比4.27%高の312.60HKドル。