2021-11-05 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:反落、6中全会控え様子見も 資源・エネルギー株が安い
5日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.24%安の3518.57ポイントだった。深セン成分指数は0.17%高の14580.51ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で7260億1000万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、もみ合いながらマイナス圏で軟調に推移した。前日に4日ぶりに反発して買い戻しが広がったこともあり、目新しい材料に欠く中で資源・エネルギー株を中心に売りが出たもよう。中国共産党第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が来週8−11日に予定されており、様子見ムードも広がった。
セクター別では、石炭や石油がほぼ全面安。電力や化学、鉄鋼などもさえない。半面、文化メディアやセキュリティー機器、ソフトウエア、電子部品などが買われた。
上海B株指数は1.33%安の270.15ポイント、深センB株指数は0.41%安の1158.97ポイントだった。