5日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。米雇用統計が今晩発表されるほか、中国では第19期中央委員会第6回全体会議(6中全会)が来週8−11日に予定されており、積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらない中、様子見ムードが相場の重しとなっているもよう。
指数は日本時間午前10時33分現在、前日比1.19%安の24925.27ポイントで推移している。個別では、HSBC(
00005)が売られて相場の下げを主導。前日大きく買われた美団(
03690)やアリババ集団(
09988)、テンセント(
00700)などネット株の下落も目立つ。半面、李寧(
02331)や碧桂園(
02007)、万洲国際(
00288)が買われている。