クレディ・スイスは最新リポートで、半導体製造装置の世界的大手、ASMパシフィック(
00522)の2021年7−9月期決算について、純利益は10億HKドル超に上り、予想を上回ったと指摘。売上高は会社側が示した見通しの上限を超えたほか、粗利益率も前四半期と同水準の40.6%となり、クレディ・スイスの予想と一致したと評価した。『AAストックス』が28日伝えた。
一方、戦略の実行や製品構成の最適化、コスト抑制で粗利益率は今後も改善が続くと予想。2021−23年の予想EPSをそれぞれ10%、1%、1%上方修正した。投資判断は「アウトパフォーム」に維持したが、目標株価は112HKドルに8%引き下げている。
ASMパシフィックの株価は日本時間午後3時35分現在、前日比0.79%高の82.65HKドルで推移している。