27日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.92%安の3564.71ポイントだった。深セン成分指数は1.13%安の14388.39ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7038億4500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後に下げ幅を拡大し、終始マイナス圏で軟調に推移した。中国当局が石炭価格を長期的に安定化する仕組みを検討していると発表したことなどを受けて石炭株を中心に売りが広がった。また、米当局がチャイナ・テレコム(
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601728)の米国事業免許を安全保障上の理由で取り消すと発表したと伝わり、対米関係の悪化を懸念する売りが出たもよう。
セクター別では、石炭や酒造がほぼ全面安。家具やソフトウエアサービス、家電などもさえない。半面、電力が大幅高。化学肥料や航空宇宙なども買われた。
上海B株指数は0.48%安の276.00ポイント、深センB株指数は1.02%安の1165.29ポイントだった。