電子たばこ機器の世界最大手、思摩爾国際(
06969)は14日、米食品医薬品局(FDA)が12日に新型たばこ製品の販売を認可したと発表した。英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の米子会社、R.J.レイノルズ・ベイパーが手掛ける電子たばこ「Vuse Solo(ビューズ・ソロ)」とたばこフレーバーの交換カートリッジの販売が許可された。ただ、別のフレーバーのたばこ製品については認められなかった。
R.J.レイノルズ・ベイパーは思摩爾国際の主要顧客だが、「Vuse Solo」の製造は手掛けていないと説明。思摩爾国際が製造する製品については、PMTA(たばこ製品販売の予備申請)の審査が続いているとした。一方、思摩爾国際自体もPMTAを提出しているが、これまでに販売拒否令(MDO)は受け取っていないと説明。また、思摩爾国際の主要顧客が販売するフレーバー付きのたばこ製品についてもMDOが出されていないとした。
思摩爾国際の15日前場終値は前営業日比9.76%高の37.10HKドル。